HIRAN Victoria 720ml (箱付/限定酒)

【　商品説明　】
720ml (箱付/限定酒)
「飛鸞が贈るラグジュアリー体験」
極限への挑戦・・・精米歩合 2.5%の酒を醸す！

飛鸞の酒造りにおいて、飛鸞の始まりのお米である「にこまる」というお米をどう生かすかというのが大きな課題としてありました。
定番の「HIRANにこまる」こちらは日頃の疲れた体を癒してくれるような日常のアイテムとして、また「HIRANにこまるQueen」こちらは見た目、味わいと女性的な雰囲気を醸し出したちょっとリッチな気分にしてくれるアイテム、
これまでに「にこまる」という米を軸に多種多様なアイテムが生み出されてきました。
そして、今回新たに「にこまる」から生み出される作品が「HIRAN Victoria」この作品は、飛鸞（HIRAN）が贈る最高峰のラグジュアリーな体験をお届けるするアイテムになっております。
今までも「にこまる」を追求していく中で、お米をどれくらい磨くかという「磨き」に注目してこれまで精米歩合の違いによる酒造りを試してきました。
今回の作品では、精米歩合10%以下まで磨くことにチャレンジしました。
精米歩合2.5%という精米の限界に近いところまで磨くことでにこまるというお米の繊細な味わいをこれまでにないレベルで表現しております。
これもお米・水・微生物から生み出される発酵のアートとして世界に誇るべき日本の伝統技術の一つと考えております。
また今回提供したいのは、「体験」です。
箱を開けてお酒を飲むまでの流れをラグジュアリーな雰囲気で演出しております。
大事な方への贈り物、自分へのご要美など特別な瞬間に更に彩りを与えてくれる様な作品になっております。

杜氏から一言
これまで「にこまる」というお米を精米歩合90%から25%と様々な磨きの状態を試してきましたが、今回の精米歩合2.5%が一番造り手として苦労しました。
まず2.5%まで磨くのに精米機のアタッチメントが従来のでは難しいことからアタッチメントから全て変更して精米を行いました。また、一週間以上の時間をかけてゆっくりと精米する事でお米が割れないよう細心の注意を払うことで真珠のような綺麗な丸みのあるお米になんとか仕上がったのですが、洗米をするとお米の粒が小さいことから洗米袋からすり抜けていき洗米のやり方一つ変更しないとお酒が造れない状態でした。
醪の発酵自体も当初はお米の磨きすぎで栄養分が少なく健全に発酵するのか心配ではありましたが、特に大きな問題もなく順調に発酵してくれて一安心でした。出来上がったお酒を試飲してみると今までにないぐらい柔らかく、透明感のある甘みが特徴的なお酒に仕上がっており、味わいに関しても生もと製法を採用しておりましたので、ただ軽いだけでなく繊細な抑揚のある旨味も感じられ、お酒単体でゆっくり味わって飲みたいと思わせてくれるようなお酒になっております。
コンセプトだけでなく造りを再設計し、細部までこだわり抜いたお酒です。
是非、特別な瞬間に飲んで頂けたら幸いです。

【　森酒造場　】
大航海時代、平戸は世界の重要な港でした。
西の都フィランド、平戸、航海士たちは平戸をフィランドと呼び、
さらに古い時代には平戸は飛鸞(ひらん)とよばれていました。

平戸のテロワールを感じていただける酒造りをめざすため、
古(いにしえ)のロマンに満ちた平戸の名前・飛鸞(ひらん)をブランドとしました。

平戸の地名は、海より眺めた平戸の島影が神霊の精が鳥と化した「鸞」(らん)が飛び立つ姿に似ていた事から「飛鸞島」と名付けられ、転じて「平戸」となったと言われ、その事に因んで命名いたしました。

「継(つな)ぎ絆(つな)がる酒造り」をテーマに最教寺のふもとから湧き出づる名水と地元のお米に支えられて、平戸を醸す酒造りをします。